教室案内

About

教授あいさつ

Greeting

夢を持ち、育み、
叶える医療を目指して

2025年9月より教授職を拝命いたしました、青木淳哉です。
当教室は、初代教授・棚橋紀夫先生が2007年に立ち上げられ、熱意とともに育ててこられた教室です。その精神を受け継ぎ、私たちはチーム一丸となって地域医療に貢献するとともに、脳神経内科・脳卒中学の教育と研究のさらなる発展に尽力してまいります。

脳神経内科で扱う疾患は多岐にわたります。代表的なものは脳卒中、認知症、頭痛、てんかんであり、ほかにも髄膜炎・脳炎などの中枢神経感染症、多発性硬化症・重症筋無力症・ギラン・バレー症候群などの神経免疫疾患、さらにはパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)といった神経変性疾患があります。また、誤嚥性肺炎や尿路感染、胆のう炎、悪性腫瘍などを合併する症例も少なくなく、内科全般にわたる幅広い知識と包括的な臨床力が求められます。

関連診療科である脳卒中外科、脳血管内治療科、リハビリテーション科とは、週2回の合同カンファレンスを開催し、日常診療においても垣根を越えて密に連携しながら、最善の治療を追求しています。また、循環器内科との「Brain–Heartカンファレンス」では、左心耳閉鎖術、埋め込み型心電計、卵円孔閉鎖術、アブレーションなどの適応について、活発なディスカッションを行っています。さらに、多職種が協働する認知症ケアチーム活動にも積極的に取り組んでいます。認知症は地域からの関心も高く、大学病院ならではの高度な検査・診療体制を生かし、抗アミロイドβ抗体薬を含め、丁寧な診療を心がけています。

当科は「患者さんとの出会いを大切に、寄り添い、丁寧な医療を実践する」ことを理念としています。同時に、神経内科学をしっかり学び、確実に習得できる教育環境を整備し、これまでに多くの神経内科専門医・脳卒中専門医・脳血管内治療専門医・認知症専門医・頭痛専門医を輩出してきました。働くすべての医療者に対して、立場や経験年数を問わず「いつからでも、どこからでもChallengeできる」環境を提供してまいります。

私自身は、福島県立医科大学を卒業後、同大学神経内科、川崎医科大学、米国クリーブランドクリニック、日本医科大学において脳神経内科診療に携わってきました。脳卒中急性期領域では、FLAIR画像を用いた発症時刻不明の脳梗塞に対するtPA療法の研究に取り組み、国立循環器病研究センターをはじめ全国の先生方とともに臨床研究を重ね、tPA療法の適応拡大に寄与することができました。患者さんや仲間との出会いから育まれた「夢」と「探求心」を、診療・研究・教育を通して次世代へ伝えていきたいと考えています。

当科は “Your Happiness Is Our Happiness(あなたの幸せは私たちの幸せ)” を合言葉に、すべての皆様に貢献できる医療を目指します。
どうぞよろしくお願いいたします。

教授

青木 淳哉Junya Aoki

ページトップへ戻る